作家: 市川光鶴　Ichikawa Mitsuru タイトル: 「Night sailing journey」 作品サイズ: F3号 (27.3×22.0cm) 額縁サイズ: 38.1×32.8cm (Picture frame size) 支持体・材料: キャンバスに油彩 (oil on canvas) ●市川光鶴 略歴 1983年 愛知県生まれ 2007年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業 卒業制作研究室賞 2009年 武蔵野美術大学大学院造形研究科油絵コース修了 現在 独立美術協会　準会員 ●作家コメント 鏡の中から出てきた白い蝶と黒い蝶、鏡の中の世界と現実の世界、夜と朝、そして生と死。相反するものを描くことで生と死が同じであり、どちらにも優しい風が吹いてほしいという願いをこめて描いています。 ●店主より 夜になると魂が死に、夢を見ることで魂が浄化され、朝になると生まれ変わるというユングの心理学の概念＜Night sailing journey＞をテーマに制作している。 古くからヨーロッパに伝わる「スグラフィー」トと呼ばれる何層も重ねた油絵具を削り出して描画する技法を使い幻想的で神々しい女性を描く。 その作品は、生と死、光と影、実像と虚像の境界で様々な色彩を放ちながら観る者の網膜に感受され心を揺さぶるのである。