

作家: 守屋麻美 Moriya Asami
タイトル: 「紅白梅図屛風~楽園」
作品サイズ: 50.0×65.2㎝
支持体・材料: キャンバス、油彩
額縁が付きます。
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●作家コメント
尾形光琳の作品「紅白梅図屏風」をリメイクした。
この作品を描くにあたり、不思議・ファンタジー・楽しい空間にしたかった。
作品のテーマは「春のピクニック」。草原や樹に座っていたり、遊んでいたり覗いていたりしている黄色い生き物たちは私が今までに描いた作品内に登場するキャラクターである。彼らはピクニックをし、個々に楽しんでいる様子を描いた。
木々についている水玉模様は花のつぼみを表現し、透明な白い羽衣は“春の風”をイメージした。
● 守屋麻美 略歴
1991年 静岡県生まれ
2012年 女子美術大学短期大学部専攻科 修了
2018年 東京藝術大学大学院美術研究科 卒業
現在 独立美術協会 準会員
●店主より
非現実の世界、怪異な形だがどこかリアリティのある生き物を描く。 テーマは「わたしの奇妙な生物(こども)たち」。海・山・・洞窟に生息しているが作家のイメージは宇宙のどこかの星である。その形や質感は日常接する動植物からイメージを昇華させる。 ゲームのキャラクターのようだがそれを創りだすための道具はキーボードやマウスではなく油絵具と筆である。
彼女の指先から生まれる気味が悪いがどこか愛らしい生物たちは今日も宇宙のどこかから地球を眺めている。